VB テキストボックス イベント |
テキストボックス (TextBox)
コントロール ユーザーがテキスト ボックス コントロールに入力するか、コードで設定することもできます。テキスト ボックス コントロールは、"編集フィールド" または "編集コントロール" と呼ばれることもあります。 |
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●Change イベント 【機能】テキストボックスのテキストを変更したときに発生します。 【書式例】Private Sub Text1_Change()
※ Changeイベント内で Textプロパティを使って変更を行なうと、イベントの連鎖が発生してエラーの原因になります。 |
●Click イベント 【機能】方向キーの押下またはマウス ボタンのクリックによって項目を選択した場合に発生します。 【書式例】Private Sub Text1_Click()
※ Click イベントに対してコードが記述されている場合、DblClickイベントが発生しなくなります。 |
●DblClick イベント 【機能】項目がダブルクリックされた場合に発生します。 【書式例】Private Sub Text1_DblClick()
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●GotFocus
イベント 【機能】フォーカスが設定されたときに発生します。 【書式例】Private Sub Text1_GotFocus()
※ ほかのコントロールの有効/無効または表示/非表示を切り替えるという処理はここで記述します。 |
●KeyDown、KeyUp
イベント 【機能】キーを押したとき/離したときに発生します。 【書式例】Private Sub Text1_KeyDown(KeyCode As Integer, Shift As Integer) 【書式例】Private Sub Text1_KeyUp(KeyCode As Integer, Shift As Integer)
If ((Shift And vbShiftMask) > 0) Then Debug.Print "シフトキーが押されています。" End If 【イベントの発生順→】
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●KeyPress
イベント 【機能】文字キーを押したときに発生します。 【書式例】Private Sub Text1_KeyPress(KeyAscii As Integer) 【 例 】 If (KeyAscii = 13) Then Combo2.SetFocus '改行ならフォーカスを次へ移動
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●LostFocus
イベント 【機能】フォーカスを失ったときに発生します。 【書式例】Private Sub Text1_LostFocus()
※ GotFocusイベントで設定した値を元に戻す場合はここで記述します。 ※ フォーカスを失いたくない場合は、Validate イベントで制御します。 |
●Validate
イベント 【機能】フォーカスが移動する前に発生します。 【書式例】Private Sub Text1_Validate(Cancel As Boolean)
【 例 】 If (Flg = 1) Then Cancel = True End If ※ フォーカスを受け取るコントロールが CausesValidation プロパティを真 (True) に設定している場合に限り、Validate イベントが発生します。 |
●MouseDown、MouseUp
イベント 【機能】マウスボタンを押したとき/離したときに発生します。 【書式例】Private Sub Text1_MouseDown(Button As Integer, Shift As Integer, X As Single, Y As Single) 【書式例】Private Sub Text1_MouseUp(Button As Integer, Shift As Integer, X As Single, Y As Single)
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●MouseMove
イベント 【機能】グリッド上でマウスを移動したときに発生します。 ※実際はマウスポインタの下をグリッドが移動したとき 【書式例】Private Sub Text1_MouseMove(Button As Integer, Shift As Integer, X As Single, Y As Single)
If (Button And vbLeftButton) > 0 Then MsgBox "左ボタンが押されています。" End If ※ フォーカスの状態に関係なく、マウスポインタの下をグリッドが移動しているとイベントが発生します。 ※ MouseMove内でグリッドを移動させるとイベントの連鎖が発生して、エラーの原因になります。 |