(田作り) ｢たつくり｣ 方言で｢たづくり｣

 どうしても既製品では、日持ちの問題や、見てくれの問題などから、甘さや添加物が気になるものです。特にアミノ酸等という表示とか○○添加物、保存料というものが添加されてしまいます。あまり美味しくないから、次は食べなくなっちゃう。今の食品業界は安全衛生の面からどうしても添加物に頼らざるを得ない面があります。
 そういう方は手作りあれ!! 意外と簡単にできます。要は中はサクサクショリショリ、外はサラットくっつく程度にしあげます。田つくりの生臭さが気になる方はゴマとかケシの実をつかうと、この臭みは気にならなくなります。カルシウムタップリなので、ぜひお試しくださいませ。
  いままでの調理の仕方では、たつくりをフライパンで炒めるときに、焦がしてしまう事がよくありましたが、この点は現代の調理器電子レンジを活用するとうまくいきます。そして飴をからめるときに煮詰めすぎると鍋を焦がすという事がありますので、簡単にからめる程度にして、あとは冷ますとネバリがでてきます。

（１） 電子レンジで使える皿（なるべく大きなもの）にクッキングシートかペーパータオルを敷き、田作りをできるだけ重ならないように広げて電子レンジの「 強 」に１分（600Wの場合）かける。

（２） 一度取り出して、混ぜ合わせふたたび重ならないように広げて40秒ほど加熱し、レンジから出しておく。

（３） （２）の田作りが重ならないぐらいの長さにクッキング ペーパーを切り、テーブルの上に置いておく。

（４） フライパンに調味材料を合わせ箸でひとまぜして煮立たせ、弱火にして数分間煮詰め、細かい泡がフライパン全体にたってきたらすばやく（２）を加えて混ぜ、たれをからめる。

（５） すぐに（３）で広げておいたクッキングシートの上に広げて冷ます。余熱でかたまっていくので、団子状にしないように気をつける。仕上げに、ごま（ケシの実、七味など）をふる。