麴酵素液の作り方

本物の酵素ドリンク??

「焼き魚にすりおろし大根」ー体内で作る酵素になるべく負担をかけず、体外から酵素を補充する日本人の古くからの知恵です。酵素は加熱によって失活します。市販の酵素ドリンクは法律により加熱処理の義務があります。麹と季節の機能性農産物をご自分で発酵させるこの酵素液は、市販品と違い加熱による酵素の失活がない本物の酵素ドリンクといえます。

生姜酵素液 青みかん酵素液 梅酵素液

生姜酵素液
話題の「麹」と「ショウガ」がドッキング!手作りならではの非加熱ですので酵素がたっぷり!風邪の季節、冬におすすめの健康ドリンク。ぬるいお湯や水や炭酸、また焼酎で割ってグー。
※浸透圧を利用するため砂糖を多く使いますが麹の酵素で、ある程度単糖(ぶどう糖など)になり、やわらかな甘みになります。
 
出来上り・・約1リットル(1杯20cc使用として50杯分)
調理時間・・30分〜1時間弱

(材料と使用器具)
・麹100g(米生麹、米こうじ200g、甘酒こうじ全て可)
・しょうが1kg
・砂糖(上白糖)1.1kg
・仕込み容器としてポリタル等(4.5リットル位の大きさ) 1.1kg
・濾すためのザル、ボール
・冷蔵庫で保存する際のビン類
 
<作り方)
・しょうがを皮付きのまま、繊維に対して直角に3mm厚に薄切りにする。その前にくびれやコブの部分泥がついているのでまずその部分を大まかにカットして水につけて泥を落します。カットする前もう一度水洗い。
・砂糖を必ず底に敷いて→しょうが→さとう→しょうが・・・と交互に入れる。
・最後に麹を100gふりかけ、砂糖で表面を覆って完成。
・ふたをして(密閉しない)暖かい部屋で発酵させ、翌日から1日2回まぜる。砂糖が沈んでるので全体をムラなくするように。
・1週間後、ザルで濾して出来上り。必ず冷蔵庫で保存。
その際のビンなど容器はなるべく密閉しないものを使用すること。
 

黒糖で仕込む場合



(材料と作り方)
黒糖を1.3kg使用する以外はすべて同じ。写真左が原液、右はソーダ割り、レモンを絞っても美味しい。

 

<ご利用方法>

ホット酵素ジンジャー・・ 風邪の季節にあったかく。約5倍のぬるま湯(60℃以上だと折角の酵素が失活します。)で割る
酵素ジンジャーティー・・紅茶に砂糖代わりに使用
焼酎酵素生姜割り・・二日酔いしないとのウワサが?米焼酎か麦焼酎、適量の水またはぬるま湯(上記と同様の理由)を加える。
酵素ジンジャーエール・・ソーダで割っても美味しい。
うがい薬として・・せきを鎮める。
残った生姜かすの利用法
・みじん切りにして、フライパンで水分をとばし、カレー等の隠し味に
・冷蔵庫で酢につけて”ガリ”として(おいしくなるまで時間がかかります。)
・天日干しにしてポリポリ食べる。
 
 

 

 

 

青みかん酵素液
青みかん(未成熟温州みかん)に多く含まれる「ヘスペリジン」は毛細血管の強化、血流の改善、花粉症などの抗アレルギー作用、肌質改善などがあるといわれてます。※浸透圧を利用するため、砂糖を多く使いますが麹の酵素で、ある程度単糖(ぶどう糖など)になり、やわらかな甘みになります。手作りならではの非加熱ですので麹の酵素もたっぷり!青みかんの苦みがさわやかな酵素ドリンクです。秋のムズムズ、グズグズに備えましょう!
ソーダ水割りでとてもおいしい!猛暑にさわやかな飲み物です。
出来上り・・約1リットル(1杯20cc使用として50杯分)
調理時間・・30分弱

(材料と使用器具)
・麹100g(米生麹、米こうじ200g、甘酒こうじ全て可)
・青みかん1kg
・砂糖(上白糖)1.1kg
・仕込み容器としてポリタル等(4.5リットル位の大きさ) 1.1kg
・濾すためのザル、ボール
・冷蔵庫で保存する際のビン類

 
(作り方)
・水洗いをしたあと、4mm厚に半月きりにする。
・砂糖を必ず底に敷いて→青みかん→さとう→青みかん・・・と交互に入れる。最後に麹を100gふりかけ、砂糖で表面を覆って完成。
・最上段を砂糖で覆う。
・ふたをして(密閉しない)暖かい部屋で発酵させ、翌日から1日2回まぜる。砂糖が沈んでるので全体をムラなくするように。
 

 

梅酵素液

麹と梅(機能性農産物)をご自分で発酵させるこの酵素液は、市販品と違い加熱による酵素の失活がない本物の酵素ドリンクが簡単に出来ます。梅はアルカリ性の食品で、クエン酸をはじめ、リンゴ酸・カルシウム・鉄分といった有機酸類・ミネラル類を多く含んでいる為、 疲労回復・ 肥満防止・解毒作用・血液浄化作用・食中毒予防・水あたり・ 整腸作用・ 美肌作用・高血圧防止などなどのような効果をもたらすそうです。
出来上がり調理時間
【梅酵素液】

(材料と使用器具)
・麹100g(米生麹、米こうじ200g、甘酒こうじ全て可)
・青梅1kg
・砂糖(上白糖)1.1kg
・仕込み容器としてポリタル、ラミジップ等
・濾すためのザル、ボール
・冷蔵庫で保存する際のビン類
・しゃもじ等木ベラ
<作り方>
(梅の処理)
・青梅はよく洗い、水気を丁寧に拭き、“へた”を竹串などで取ります。青梅にうっすらと見えるくぼみに沿って、種まで届くように一周包丁で切りこみをいれます。切りこみが上になるように置きます。その上から木ベラで上からぐっと押さえるとパリンと2つ割れます。種が付いままでOK
<漬け方>
バルブ付きラミジップで浸ける例です。(ポリタルの場合はしょうが酵素液又は青みかん酵素液参照)空気が抜けるので急激な発酵ふくれも安心です。
・ 砂糖を必ず底に敷いて→梅→さとう→梅・・・と交互に入れる。
・ 最後に麹を100gふりかけ、砂糖で表面を覆って完成。
・チャックをして常温で発酵させ、翌日から1日2回まぜる。砂糖が沈んでるので全体をムラなくするように。(※参考しょうが酵素液、青みかん酵素液と同じ要領です。)
・1週間後、ザルで濾して出来上り。必ず冷蔵庫で保存。 その際のビンなど容器はなるべく密閉しないものを使用すること。
<注意>天然の酵母によりアルコール発酵する場合があります。子供やお酒に弱い人、運転なさる方が飲まれる場合はご注意下さい。
<ご利用方法>
ソーダで割る。焼酎で割る。牛乳で割るととろみがでておいしい、同量の味噌と混ぜて酢味噌等工夫次第。 <残りかすの利用方法> そのまま食べておいしい。